地球の次元上昇ってなに?

地球の次元上昇とかアセンションという言葉を目にする機会があり、なんだそれ?地球の次元が勝手にあがるの?え?選ばれた人しか残れない?ってどういうこと?という思いがあったのですが、僕なりの世界観を少しまとめてみました。

価値観の変化

地球の次元上昇をわかりやすくいうと「価値観の変化」です。
地球が勝手に変わるのではなく、個人個人の価値観の変化がもたらすものであり、すでにその変化は始まっています。
価値観の変化というのはいきなりドーンと変わるのではなく徐々に変化していきます。

ここでいう価値観の変化というのは具体的には物質世界(目に見えるもの)から心の豊かさを追求する精神世界(目に見えないもの)に変わっていくことです。

地球の次元上昇によって、誰かが取り残されるとか、次元上昇が失敗するとかそういったものはありません。
全ての方が元々持っている価値観(目にみえないものも大切)であり、それを思い出す機会が徐々に増えるといったニュアンスに近いです。

■物質世界の価値観

「レールからはみ出すな」

僕の世代(昭和50年生まれです)はこんな価値観が当たり前のようにありました。

勉強に励み、良い大学に行き、良い会社に就職し、結婚し、家庭を築き、定年を迎え、年金を受け取りながら生涯を終える。

その価値観の中には、学歴社会、競争、終身雇用、企業への忠誠心、物質的豊かさの追求、男女の役割、自己犠牲、感情の抑制、社会的地位、同調圧力など、様々なものがありました。
社会もそういった枠組みで出来ていたかと思います。

僕と同じ世代の方は物質社会の価値観で生きている方がとても多いです。
今の社会を動かしている世代は物質世界の価値観で生きている方々が圧倒的に多いですから、社会的な仕組みはどうしても物質世界の価値観が基準になっています。

ただ、鑑定やセッション、日々関わっている方々を通して、最近強く感じることがあります。
それは物質世界の価値観によって決められた枠には収まらない方、今の社会に違和感を感じる方がどんどん増えてきているということです。

僕のスピリットガイド(守護霊)によりますと、今はまだ割合的には物質世界の価値観が8、精神世界の価値観が2ぐらいです。
これがこの先、徐々に変わって行き、あくまでも現時点での話になりますが、30年後には物質世界の価値観が3、精神的世界の価値観が7になっています。

みえないものをより大切にしていく世界

最初は個人個人から変わっていきます。社会全体の仕組みがガラリと変わるのは最後です。
そのため、今、物質世界の価値観の真っ只中にいる方も、少しづつ違和感を感じ始めてくるはずです。自分で気づく方もいれば、周囲から気づかされる方もいるでしょう。

そのような形で個人個人の価値観が変わっていくにしたがって、物質的な豊かさを追求する世の中ではなく、心の豊かさを追求する世の中、精神的な社会に変わっていきます。

それを風の時代やレムリアの再来、縄文時代に戻る、地球の次元上昇という形で表現をされている方もいます。
どんな言葉をつかってもいいですが、いずれにせよ今までの価値観は徐々に徐々に変わっていきます。
物質世界のピークはすでに終わっています。
この価値観の変化が一定のラインを超えて来た時、それが地球の次元上昇ということを言っているのだなと今のところ感じています。
これは意外に思う方もいらっしゃるかと思いますが、価値観の変化が一定のラインを超えるのは日本から始まり世界に普及していきます。

どうしたら精神世界(心の豊かさ)の価値観に変えていけるのか?

物質世界にいる以上、目に見えるものも大切ですが、目に見えないものに対して今よりも大切にすることから始まると僕は思っています。
具体的には、充実感、生きがい、喜びを外側にではなく、自分自身の内面(魂の声)から感じることにフォーカスすることです。

僕は20代の頃に「なんのために生きているのか?」という考えに囚われ、悶々としていた時がありました。
その時にある方から当時有名だった占い師を紹介してもらい、「なんのために僕は生きているんでしょうか?」と聞いたことがあります。
その時の回答が一言「楽しむため」でした。
当時は、なんじゃそりゃ。もっと具体的な回答はないんかい!って思いましたが、今は、とても深い、真理をついた言葉だったんだなと思えます。

「楽しむこと」それは、動物でいえば、猫のような生き方かもしれませんね。

また、少し古い本ですが、精神世界の価値観を知るうえでもとても面白い本として

・どうせ生きるなら「バカ」がいい【村上 和雄 (著) 宮島 賢也 (著)】

というものがあります。

もうひとつは究極の精神世界であるあの世からヒントをもらうというアプローチをしている

・あの世に行った人たちから学ぶ、この世の生き方【タイラーヘンリー (著)】

僕のお気に入りです。